民間部門(読み)みんかんぶもん(英語表記)private sector

  • 民間部門 private sector

翻訳|private sector

世界大百科事典 第2版の解説

現代の経済機構は,政府を中心とする公共部門と私的な諸個人や企業を中心とする民間部門からなる混合経済体制である。民間部門が財貨・サービスの生産や購入を行うと同時に,公共部門も公共財と呼ばれるサービスの提供や財貨・サービスの購入を行う。日本の国民所得統計分類では,民間部門とは,民間法人企業,民間金融機関(銀行信託,保険,証券会社)および家計(個人企業および対家計民間非営利団体を含む)を指し,それ以外が公的部門とされている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の民間部門の言及

【財政】より

…経済政策の手段としての財政は租税・歳出等の経常的収支予算の全体および各項目に代表されるが,政府の借入れ(国債発行)や民間への融資(財政投融資)等の資金計画も重要な政策手段である。
[政府部門と民間部門]
 民間部門が市場経済の活動に任されているとすれば,財政を主導する政府部門(〈公共部門〉の項参照)はきわめて異質の存在である。自由な発展的社会では市場競争によって経済の進歩がもたらされる。…

※「民間部門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

ノーブレスオブリージュ

《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

民間部門の関連情報