ドミノ骨折(読み)どみのこっせつ

知恵蔵mini 「ドミノ骨折」の解説

ドミノ骨折

一度の骨折をきっかけに連鎖的に骨折が生じることを、「ドミノ倒し」にたとえた造語。「骨折連鎖」とも呼ばれる。加齢による骨密度運動機能の低下などが原因とされ、高齢化の進む日本ではドミノ骨折を起こす人が増加している。また、骨粗しょう症による骨折では痛みを伴わないケースも多く、治療が遅れる傾向にある。相次ぐ骨折によって日常生活に介護が必要となり、寝たきりになるリスクも高まることから、骨粗しょう症の治療や筋肉を鍛える運動などによる予防が重視されている。

(2017-10-24)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android