ドロミティ山脈(読み)ドロミティさんみゃく(その他表記)Alpi Dolomitiche

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドロミティ山脈」の意味・わかりやすい解説

ドロミティ山脈
ドロミティさんみゃく
Alpi Dolomitiche

イタリア北部,アルプス山系東部の山脈。アドリア海に注ぐアディジェ川からピアベ川の間を南西-北東に連なる。三畳紀後期のドロマイトからなり,18世紀のフランスの地質学者デュードニ・ドロミューにちなんでドロマイトとともに命名された。最高点マルモラダ山(3342m)をはじめ,3000m級の山は 18を数え,41の氷河がある。地形学・地質学的にも重要な氷河地形やカルスト地形が多く見られ,強い浸食作用によってできた塔状の奇峰,岩壁が切り立ち,峡谷や湖と相まって美しい景観をつくりだす。2009年,一帯の山々を含む九つのエリアが世界遺産の自然遺産に登録された。観光,岩登りが盛んで,探勝基地として北東のコルティナダンペッツォ,西のボルツァーノ,南のベルーノなどがある。

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