改訂新版 世界大百科事典
「コルティナダンペッツォ」の意味・わかりやすい解説
コルティナ・ダンペッツォ
Cortina d'Ampezzo
イタリア北東部,ベネト州ベルーノ県の町。人口7806(1981)。ドロミテ・アルプス山中の標高約1200mの地点にあり,周囲にトファーネ,ソラピスなどの高峰がそびえる。登山,ウィンター・スポーツの中心地で,避暑・観光地としても知られるが,古くからの工芸品生産(木彫,金属細工)も根強く続けられている。住民はラディン語を話す。1956年オリンピック冬季大会の開催地。
→ラディン語
執筆者:萩原 愛一
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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コルティナダンペッツォ
Cortina d'Ampezzo
イタリア北東部,ベネト州ベルーノ県の町。ベネチア北方約 125kmにある。モミの木におおわれた標高約 1200mの美しい盆地に位置する。ドロミティ山脈の山岳行楽地で,1956年第7回冬季オリンピック大会が開かれて有名になった。針金細工,象眼した木工品,鳩時計など,特色のある産業がある。コルティナは中世からアンペッツォ地区の中心をなしてきた町で,人々はいまなお伝統的な民族衣装を身に着け,レト語を使用している。人口 7095 (1991推計) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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