ナレースエン・マハラート(その他表記)Naresuan Maharat

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ナレースエン・マハラート
Naresuan Maharat

[生]?
[没]1605
タイ,アユタヤ朝第 20代の王 (在位 1590~1605) 。プラ・ナレースエンともいわれる。アユタヤ朝中期の隆盛の基礎をつくった。「黒太子」と呼ばれた王子時代にビルマとの戦いに敗れ,人質としてビルマで7年間過した。 1584年にビルマにそむき,ビルマ軍の侵入を退け,マレー半島インド洋岸の港を占領して 90年に即位。カンボジア王都を占領して捕虜を北タイに移民させ (1594) ,またチエンマイ主権をビルマから奪還した (95) 。 98年スペインと修好通商条約を締結。 1600年タウングー攻略に失敗したのち,アバを拠点とするビルマ勢力とシャン族独立をめぐる戦争中,病死した。

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