保育学校と訳される。 1908年イギリスのマクミラン姉妹 R. & M. McMillanが,劣悪な健康管理のもとに放置されている貧しい家庭の幼児を救うために設立したものが最初。次第に普及し,18年の教育法により法的な支持を受けるようになり,44年の教育法 (バトラー法) で公教育に組込まれて地方教育当局の所管に属し,小学校入学前の2~5歳児を収容して教えたり遊ばせたりする施設となった。 14年以降アメリカでも徐々に普及したが,幼稚園前の 1.5~4歳ぐらいの幼児を対象とし,同時に育児指導の相談所的役割も果す。