ニューセメント(その他表記)new cement

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニューセメント」の意味・わかりやすい解説

ニューセメント
new cement

現在広く使用されているセメントポルトランドセメントであるが,さらに改良を加え,品質の向上を図る新しいセメントの研究が進められている。アクリル樹脂セルロースなどのポリマーを加えたセメントは水中の作業でも強度が下がらないことから,海岸沿いの軟弱地盤や海洋建築物などに使用され,また炭化ケイ素繊維で補強したコンクリート比重が小さく強度があり,クギやかんなを用いることができる。さらに鋳造用の型にセメントを用いると,コストの低減,ゆがみの抑制などの利点から多品種少量生産などに活用されようとしている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む