ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニュービギン」の意味・わかりやすい解説
ニュービギン
Newbigin, James Edward Lesslie
[没]1998.1.30. ロンドン
南インド合同教会の主教。 1936年スコットランド長老教会宣教師としてインドのマドラスに渡って伝道。南インド合同教会の成立 (1947) とともにマドラスと南インドのラムナード両教区の主教となる。 1959年から6年間,国際宣教協議会 IMCの総主事,世界教会協議会 WCCの世界宣教部の協力幹事として世界教会運動 (→エキュメニズム ) に指導的役割を果たす。 1965年再び南インドに渡り,1974年までマドラスの主教。 1974年からバーミンガムのセリ・オーク・カレッジ講師,1980~88年ウィソングリーン教会の牧師。主著"The Reunion of the Church" (1948) ,"The Household of God" (1953) ,"Trinitarian Faith and Today's Mission" (1963) ,"Honest Religion for Secular Man" (1966) 。
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