南インド合同教会(読み)みなみインドごうどうきょうかい(その他表記)United Church of South India

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「南インド合同教会」の意味・わかりやすい解説

南インド合同教会
みなみインドごうどうきょうかい
United Church of South India

1947年9月,インドビルマセイロンの聖公会の一部,メソジスト教会南インド管区,南インド合同教会 (長老派,オランダ改革派,会衆派が 1908年に合併したもの) の3教会が,20年間の交渉を経て合併して成立したプロテスタント教会聖書ニカイア信条に基づく洗礼聖餐を認め,教会組織では主教制をとる。宗教改革以来最初の主教制と非主教制教会の合併として論議を呼んだが,完全な融合までに 30年の猶予期間をおく,インド独特の典礼が生れるまで地域教会に画一的な様式を強要しないなどを前提にしている。

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