ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ネオリバティ様式」の意味・わかりやすい解説 ネオリバティ様式ネオリバティようしきNeo-liberty style 1950年代にイタリアのミラノを中心に興った地域主義的な建築。アール・ヌーボーのことをイタリア語でスティレ・リベルティと呼ぶことから生れた名称であるが,直接的にアール・ヌーボーをリバイバルするものではない。 B.ゼビの反工業主義的論説により指導され,より有機的で伝統的な形態を強調し,近代主義,機能主義の建築に反旗を翻し,多くの論争を引起した。 E.ロジャースその他がミラノに建てた高層オフィスビル,トーレ・ベラスカ (1959) が代表作とされる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by