最新 地学事典 「ノバク鉱」の解説
ノバクこう
ノバク鉱
novákite
化学組成(Cu, Ag)21As10の鉱物。単斜晶系,空間群C2あるいはCmあるいはC2/m,格子定数a1.6263nm, b1.1711, c1.0007, β112.7°,単位格子中4分子含む。新鮮なとき鋼灰色,さびて黒色,金属光沢,不規則形。劈開未記載,硬度3~3.5,比重8.01(計算値)。反射光で自然砒より明るく,やや黄色い白色,反射異方性もやや強い。炭酸塩鉱物脈中から自然砒・アーセノランプライト・砒鉄鉱・輝銅鉱・黄銅鉱・斑銅鉱・閃ウラン鉱・方解石とともに産出。チェコ,Charles大学の鉱物学者J.Novákにちなみ命名。
執筆者:青木 義和・清水 正明
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

