ノボラック(読み)のぼらっく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノボラック」の意味・わかりやすい解説

ノボラック
novolak

ノボラック樹脂ともいう。フェノールホルムアルデヒドを酸を触媒として縮合して生成する。フェノールがメチレン基で 10個ほどつながった固体状のもろい可溶可融性の樹脂である (→フェノール樹脂 ) 。このままでは加熱しても硬化しないが,ヘキサメチレンテトラミンを加えて加熱すると硬化し,不溶不融の性質を帯びる。成形品は電気器具部品,食器,機械部品,雑貨に使われ,積層品は化粧板配電盤ヘルメットに使われる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ノボラック」の意味・わかりやすい解説

ノボラック
のぼらっく

フェノール樹脂

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