ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノルン」の意味・わかりやすい解説 ノルンNorn 北欧神話の運命の女神。ノルンという名の語源は明らかでない。3人姉妹で,名をそれぞれウルズ (過去) ,ベルザンディ (現在) ,スクルド (未来) という。世界樹イグドラシルの3つの根のうちのアスカルズに伸びている根のそばにウルズの泉があり,3人はそれを守っていた。ニフルヘイムに伸びている根を毒竜ニズヘグが毎日かじっているので,世界樹が枯れないよう彼女たちは毎日ウルズの泉の水をその根にかけてやる。ノルンは神々と人間の運命を定める神で,生れてくる人間の寿命や,幸不幸を決める。その決定からはだれも逃れることができないので,人々は供物をあげて,彼女らに気に入られようとしたという。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「ノルン」の意味・わかりやすい解説 ノルン 北欧神話の運命の女神たち。複数形ノルニルNornir。ギリシア神話のモイラにほぼ対応。ウルズ(過去),ベルザンディ(現在),スクルド(未来)の3姉妹で,世界樹イグドラシルの根元にあるウルズの泉のほとりに住み,泉の水を樹に注いで枯れぬようにし,また神々や人間の運命を予言するという。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by