ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イグドラシル」の意味・わかりやすい解説
イグドラシル
Yggdrasill
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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北欧神話に現れるトネリコの大樹。あらゆる樹(き)のうちでもっとも大きく、ウルドの泉の上にそびえて全世界の上に枝を広げる。神々は毎日このイグドラシルのもとで協議し、裁きの判決を下す。これを支える巨大な三つの根は冥府(めいふ)のヘル、霜の巨人の国、人間界へと届き、そのそばにはそれぞれ泉が一つずつある。またその根を蛇と竜が、また若い枝を4頭の牡鹿(おすじか)が絶えず食い荒らしており、枝には物知りの鷲(わし)が止まっている。そのことばはリスにより根の竜に伝えられる。世界の終末にはこの樹は震え、巨人スルトの火で焼かれる。イグドラシルは、北欧の詩人たちがさまざまなイメージからつくりあげたものと思われ、このような宇宙樹の観念はオリエントや中世のヨーロッパ大陸にもみられる。
[谷口幸男]
世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...
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