ハイパーカミオカンデ(その他表記)Hyper-Kamiokande

デジタル大辞泉 「ハイパーカミオカンデ」の意味・読み・例文・類語

ハイパー‐カミオカンデ(Hyper-Kamiokande)

岐阜県飛騨市、旧神岡鉱山地下建設が計画されている素粒子観測装置。直径68メートル、深さ71メートルの円筒水槽に、スーパーカミオカンデの5倍以上の26万トンの純水を蓄える。壁面には合計4万本の高感度光センサーが設置され、ニュートリノが水と衝突したときに発する微弱なチェレンコフ光を検出する。ニュートリノ振動によるニュートリノ質量の決定、CP対称性の破れ陽子崩壊検証超新星爆発太陽からのニュートリノ、および宇宙背景ニュートリノの観測などを行う予定。令和9年(2027)の実験開始を目指す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 CP対称性

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む