ハゾル(その他表記)Hazor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハゾル」の意味・わかりやすい解説

ハゾル
Hazor

ガリラヤ湖の北方約 16kmにあった古代パレスチナの都市。前 19世紀のエジプトのピラミッド・テキスト,前 17世紀のマリ文書,前 14世紀のアマルナ文書にも記されている。ヨシュアに率いられたイスラエル人はカナン侵入に際してこの町を陥落させた (前 13世紀) 。その後再建され,ソロモン王時代には城壁と城門が建てられた。しかし前 730年アッシリア王ティグラト=ピレゼル3世に破壊された。 1928年にジョン・ガースタングによって発見され,1955~58年にイガエル・ヤディンが発掘した。遺跡は二つの部分からなり,青銅器時代からヘレニズム時代までの各層を含む。青銅器時代には都市国家として栄え,厚い城壁に守られた。神殿遺跡は特に重要である。 2005年聖書のテル群として,メギド,ベールシェバとともに世界遺産の文化遺産に登録された。

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