硬骨魚綱スズキ目メバル科に属する海水魚。山口県以北の日本海、千葉県以北の太平洋、朝鮮半島東岸、オホーツク海に分布する。メバル、ソイの仲間のなかでは体がもっとも細長い。背びれに14本の棘(とげ)がある。体は淡黄赤色で、4本の不明瞭(ふめいりょう)な淡灰色の横帯がある。水深100~300メートルの海底付近に生息し、おもに小形の甲殻類を食べる。体長25センチメートルぐらいになる。仔魚(しぎょ)を産む卵胎生魚。刺網、底引網で多量に漁獲される。煮つけ、塩焼きにする。
[尼岡邦夫]
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...