ハワイマレー沖海戦(読み)ハワイマレーオキカイセン

デジタル大辞泉 「ハワイマレー沖海戦」の意味・読み・例文・類語

ハワイマレーおきかいせん【ハワイ・マレー沖海戦】

山本嘉次郎監督による映画題名。昭和17年(1942)公開。特殊技術監督として円谷英二参加出演、伊藤薫、大河内伝次郎原節子ほか。海軍省後援により制作された国策映画

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「ハワイマレー沖海戦」の解説

ハワイ・マレー沖海戦

1942年公開の日本映画。海軍省の後援で製作された国策映画。監督・脚本:山本嘉次郎、脚本:山崎謙太、撮影:三村明三浦光雄鈴木博、平野好美、特殊技術監督:円谷英二。出演:伊藤薫、英百合子、原節子、藤田進、大河内伝次郎、黒川弥太郎、真木順、清川荘司ほか。第19回キネマ旬報ベスト・テンの日本映画ベスト・ワン作品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のハワイマレー沖海戦の言及

【東宝[株]】より

…監督では島津保次郎衣笠貞之助,熊谷久虎ら,俳優では大河内伝次郎,長谷川一夫,入江たか子,山田五十鈴らのスターを引き抜き,森岩雄を中心とするプロデューサー・システムによって製作の合理化をはかり,既存の日活,松竹2社の間に割って入った。とくに,エノケン,ロッパ,エンタツ,アチャコらの喜劇映画や,《燃える大空》(阿部豊監督,1940),《ハワイ・マレー沖海戦》(山本嘉次郎監督,1942)など,時局に乗じた大作が成功して,広範な観客層を獲得し他社を脅かした。かくて43年には東京宝塚劇場株式会社と合併,新たに東宝株式会社として発足する。…

※「ハワイマレー沖海戦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android