20世紀西洋人名事典 「ハワードパイル」の解説
ハワード パイル
Howard Pyle
1853 - 1911
米国の画家,児童文学作家。
デラウェア州ウィルミントン生まれ。
生地の美術学校で学び、1876年挿絵入りのエッセイが認められ、その後、「セント・ニコラス」誌、「ハーパー」各誌に作品を採用され、挿絵画家として成功を収める。その後、「ロビンフッドの愉快な冒険」(1883年)、「アーサー王と騎士たちの物語」(1903年)などのアーサー王伝説4部作などを発表。作品は他に「こしょうと塩」(1886年)、「ふしぎな時計」(1888年)などの民話の再話のほか、パイルの中世へのあこがれをうかがわせる中世の歴史物語「銀のうでのオットー」(1888年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報