20世紀西洋人名事典 の解説
ハンス・ウルリヒ レーマン
Hans Ulrich Lehmann
1937.5.4 -
スイスの作曲家。
元・国際現代音楽協会バーゼル支部委員長。
ビール生まれ。
チューリヒ音楽院で作曲を、チューリヒ大学で音楽美学を学び、またその間にバーゼル音楽院でマスタークラスのブーレーズとシュトックハウゼンに師事。1964〜72年同校の教壇に立ち、’72年チューリヒ音楽院作曲理論の講師を経て、’76年同院長となる。国際現代音楽協会のバーゼル支部委員長にも就任。主な作品には「透明な構造」(’61年)、「フルート奏者のための領域」(’63年)、「オルガンのための記譜」(’64〜66年)、「オーボエと12の弦楽器のためのディス・カントゥス」(’71年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報