20世紀西洋人名事典 「ハンスフランク」の解説
ハンス フランク
Hans Frank
1900.5.30 - 1946.10.16
ドイツの政治家。
元・バイエルン法相,ポーランド占領地総監。
ナチス・ドイツの弁護士で1930年国会議員となり、’33年バイエルン法相、ヒトラーのポーランド侵攻で’39年からポーランド占領地総監を務める。食糧と資材を収奪、ユダヤ人をアウシュビッツ、トレプリンカの強制収容所に送る等、司法権の権限を超えて遂行。ソ連軍のポーランド進撃で自殺を図るが未遂。’44年ワルシャワ蜂起の際辞任、戦後ニュルンベルグの軍事裁判で死刑の判決を受け、’46年絞首刑を執行される。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報