20世紀西洋人名事典 の解説
ハーバート・C. フーバー
Herbert Clark Hoover
1874.8.10 - 1964.10.20
米国の政治家。
元・米国大統領。
アイオワ州生まれ。
スタンフォード大学(採鉱学)[1895年]卒。
大学卒後、鉱山技師から世界屈指の鉱山事業家となった。第一次大戦時、ベルギー救済委員会委員長を努め、生活物資救援に貢献。その後1917年食糧庁長官、’21年商務長官を経て、’28年大統領選挙で共和党から当選。’29年第31代大統領就任。大恐慌の勃発に際し、復興金融公社の設立や、国際経済の分野でフーバー・モラトリアムを提唱したが恐慌の克服に失敗し、’32年大統領選でローズベルトに敗北。’47〜49年フーバー委員会の委員長を努め行政機構改革に尽力したが、’60年引退。著書「The challenge to liberry」(’34年)、「The basis for lasting peace」(’45年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報