ハーベイ・ウィリアムスクッシング(その他表記)Harvey Williams Cushing

20世紀西洋人名事典 の解説

ハーベイ・ウィリアムス クッシング
Harvey Williams Cushing


1869 - 1939
米国の外科医。
オハイオ州クリーブランド生まれ。
4代続いた医者の家系ボルティモアのジョンズホプキンズ病院で4年間修行し、ヨーロッパへ行き、外科、生理学を勉強する。帰国後ジョンズ・ホプキンス病院の外科に再び勤務。1912年から20年間ハーバード大学の外科教授、ピーターベント・ブリガム病院の外科部長を兼務。脳神経外科のパイオニア的存在で、多くの手術法に新案を生み出し、局所麻酔の開発にも尽力した。クッシング症候群の発見者としても知られる。著書伝記「ウィリアム・オスラー卿の生涯」(’25年)で、ピュリッツァー賞を受賞し、文才のあるところを見せている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む