文才(読み)ブンサイ

デジタル大辞泉 「文才」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐さい【文才】

文章を巧みに書く才能。文学的才能。もんざい。「文才に恵まれる」
[類語]筆才文藻詞藻詩才能力力量才能才覚才気手筋手際手腕手並み腕前

もん‐ざい【文才】

《「もんさい」とも》
文筆の才。ぶんさい。
学問、特に漢学の才。
「―をばさるものにていはず」〈絵合

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精選版 日本国語大辞典 「文才」の意味・読み・例文・類語

もん‐ざい【文才】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「もんさい」とも )
  2. 学問、特に漢学の才。
    1. [初出の実例]「『文の祿になによかりなん〈略〉いとかたからん、文さいにはなにかは』とて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開中)
  3. 文筆の才。文芸の才。ぶんさい。
    1. [初出の実例]「monsaini(モンサイニ) ナ タカキ ゲンエ ホウインノ セイサク」(出典:天草本平家(1592)読誦の人に対して書す)

ぶん‐さい【文才・文采】

  1. 〘 名詞 〙 文章を巧みに作る才能。文筆の才能。もんざい。
    1. [初出の実例]「王朴は文星の如く文采ある人であるほどに」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)一四)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐応劭伝〕

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普及版 字通 「文才」の読み・字形・画数・意味

【文才】ぶんさい

文章の才。

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