最新 地学事典 「バグノルド効果」の解説
バグノルドこうか
バグノルド効果
Bagnold effect
流体中の非粘着粒子が剪断応力を受け,相互に衝突することによって生じる分散圧力(分散応力)あるいはそれによって生じる効果のことで,この効果の重要性を最初に認識し,その影響を定量的に検討したR.A.Bagnoldの名前に由来している。当初の1950年代には,堆積物と流体の境界部に生じる掃流に対する効果が注目されたが,その後70年代以降は,堆積物重力流の一種である粒子流の粒子浮遊機構として注目されることが多い。バグノルド分散応力(Bagnold dispersive stress)とも。
執筆者:徳橋 秀一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

