バビルーサ

百科事典マイペディア 「バビルーサ」の意味・わかりやすい解説

バビルーサ

シカイノシシとも。偶蹄(ぐうてい)目イノシシ科の哺乳(ほにゅう)類。体長85〜105cm,尾27〜32cm,肩高78cmほど。褐灰色。体にはほとんど毛がなく,短い白か灰色の剛毛しかない。スラウェシ島と近隣島々分布。夜行性で密林沼地にすみ,果実昆虫などを食べる。乳頭は1対しかなく,1腹1〜2子。雄の上顎犬歯は上くちびるを貫いて上方へのび,過剰進化の例とされる。

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小学館の図鑑NEO[新版]動物 「バビルーサ」の解説

バビルーサ
学名:Babyrousa babyrussa

種名 / バビルーサ
別名 / バビルサ
科名 / イノシシ科
解説 / オスは、よく発達した4本のきばを使って戦います。オスは単独で、メスは群れをつくって生活します。
体長 / 85~105cm/肩高65~85cm
体重 / 最大記録は100kg
食物 / 木の葉、落ちた果実、小動物
分布 / インドネシアスラウェシ島周辺の島の熱帯林
絶滅危惧種 / ☆

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