ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バンディアガラ山地」の意味・わかりやすい解説 バンディアガラ山地バンディアガラさんちBandiagara Mountains マリ東部,首都バマコの北東約 480kmに位置する山地。高さ 500mにも達する花崗岩の断崖で知られる。この断崖の途中からふもとにかけてドゴン族の民家や穀物の倉庫が立ち並ぶ。彼らは 1300年頃この地に住みつき,ホゴンと呼ばれる首長を中心に集落を形成し,いまなお伝統的生活を営んでいる。家々の壁には神話のモチーフが施され,わら帽子状の屋根をもつ独特の建物に住む。 1989年世界遺産の自然遺産,文化遺産の複合遺産に登録。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by