出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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「バントゥー諸語」の意味・わかりやすい解説
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世界大百科事典(旧版)内のバントゥー諸語の言及
【アフリカ】より
…アフリカ南部において大きな貢献をなしたのはブリークW.H.I.Bleekであった。彼の《南アフリカ諸語比較文法》(第1巻1862,第2巻1869,以後未刊)はその後のアフリカ研究で最も広く知られるようになった〈バントゥーBantu〉(〈人々〉の意)という名称をひろめることとなった。 19世紀のアフリカ語研究は,数言語の単語や文法の類似点をあげて分類するのみではなく,人種的基準,地理的背景をも考慮に入れて分類するということを始めていた。…
【バントゥー族】より
…バントゥーというのは単独の部族をさすのではなく,[バントゥー諸語]に含まれる言語を話す人々の総称で,バントゥー語系諸族といってもよい。バントゥー諸語の分布は,アフリカ西部のカメルーンからアフリカ東部,さらにアフリカ南部までというように,アフリカ大陸の1/3という広い範囲に広がっている。その全体の人口は4500万,言語の数は600以上に分かれるという。バントゥーはおそらくナイジェリアとカメルーンの国境周辺のベヌエ川流域に起源地をもったが,紀元前に南東に移住し,コンゴ盆地の熱帯降雨林に入り込んだと考えられる。…
【時制】より
…また未来形は一般に純粋に未来時の表現であるより,(叙)[法]mood的色彩を濃くもつ。 複雑な体系の例として,アフリカの[バントゥー諸語]に属するチョクエ語では,〈過去〉的な意味に四つの時制が区別されるのを挙げることができる。すなわち,(1)tu‐na‐lim‐i〈私たちはたった今耕した〉,(2)tw‐a‐lim‐anga〈私たちは今朝耕した〉,(3)tu‐naka‐lim‐a〈私たちは昨日耕した〉,(4)tw‐a‐lim‐ine〈私たちは昔耕した〉である。…
【ズールー語】より
…南アフリカ共和国の東海岸のナタール州を中心とし,一部スワジランドでも話されているバントゥー系言語で,話し手の数は400万人以上。[バントゥー諸語]のうち南東バントゥー・ゾーンのヌグニNguniグループに属している。このグループにはズールー語のほか,コサXhosa語,スワジSwazi語が属する。…
【スワヒリ語】より
…ニジェール・コルドファン語族の,ベヌエ・コンゴグループの下位グループである,[バントゥー諸語]に属する言語。この言語はアラビア語のṣāḥil〈海岸〉に由来する名称が示すように,オマーンやイエメンのアラブ商人たちが,東アフリカ海岸の商業根拠地で地元のバントゥー諸語を話す人々との接触の過程で,ピジン言語(交易上の混交言語)として成立,その後,スワヒリ語のみを話し,またそれを[母語]とする人々のグループが数を増して定着(クレオール)化し,版図をひろげていった。…
【性】より
…shariba al‐waladu.(その男の子は飲んだ)に対して,主語が〈女の子〉になるとsharibati al‐bintu.と動詞形がsharibat(i)とかわるのである(なおal‐は定冠詞)。 こうしたインド・ヨーロッパ語やセム語での組織と異なり,アフリカのバントゥー諸語などでは名詞が接辞の違いによりいくつもの類(クラス)に分けられ,その数は多いもので20以上に及ぶ。例えば[スワヒリ語]では接頭辞の単数―複数でのパターンの違いによってクラス分けが行われ,形容詞,所有代名詞などの呼応がみられる。…
【バントゥー族】より
…バントゥーというのは単独の部族をさすのではなく,[バントゥー諸語]に含まれる言語を話す人々の総称で,バントゥー語系諸族といってもよい。バントゥー諸語の分布は,アフリカ西部のカメルーンからアフリカ東部,さらにアフリカ南部までというように,アフリカ大陸の1/3という広い範囲に広がっている。…
※「バントゥー諸語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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