バース市街(読み)バースしがい

世界遺産詳解 「バース市街」の解説

バースしがい【バース市街】

1987年に登録されたイギリスの世界遺産(文化遺産)で、ロンドン西方、イングランド地方エーヴォン県に位置する。地名が英語の風呂(Bath)の語源になったともいわれる、温泉の湧く町である。60~70年頃、ローマ軍侵攻、大浴場や神殿が建設されたが、5世紀に廃墟と化した。17世紀末に復活し、上流階級の人々の温泉保養地、社交場として18世紀には絶大な人気を誇った。ジョージアン様式と呼ばれる優雅な建物が残る町並みも保存されている。2000年の歴史を持つ町全体が貴重なものとして評価され、世界遺産に登録された。◇英名はCity of Bath

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む