日本大百科全書(ニッポニカ) 「バーデキン川」の意味・わかりやすい解説 バーデキン川ばーできんがわBurdekin オーストラリア、クイーンズランド州北東部の川。長さ720キロメートル、流域面積約13万平方キロメートル。東部高地に発し、多くの支流をあわせて太平洋岸に注ぐ。河口にエアおよびホーム・ヒルの町がある。上流域では肉牛の放牧が行われ、下流域では灌漑(かんがい)・洪水制御事業により灌漑農業が発達する。主産物はサトウキビ、米など。名称は1845年に探検したF・L・ライクハートの後援者バーデキン夫人に由来する。[谷内 達] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バーデキン川」の意味・わかりやすい解説 バーデキン川バーデキンがわBurdekin River オーストラリア,クイーンズランド州北東部の川。グレートディバイディング山脈北部に発しベリアンド川などの支流を合せてタウンズビルの南東約 100km,エアで太平洋に注ぐ。長さ 480km。上流は肉牛地帯。下流は灌漑によりサトウキビやイネなどが栽培される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by