20世紀西洋人名事典 の解説
パウウェル・エドウィン ハッブル
Powell Edwin Hubble
1889.11.20 - 1953.9.28
米国の天文学者。
ミズーリ州マーシュフィールド生まれ。
シカゴ大学、オックスフォード大学で学び、1913年弁護士となる。後に天文学に転向し、ヤーキス天文台助手を経て、’19年ウィルソン山天文台台員となる。100インチ望遠鏡を用いて精力的に星雲の研究に取り組み、’23年渦状星雲が銀河系の外にあることを証明、’29年にはスペクトル線の赤方偏移が銀河の距離に比例するというハッブルの法則を発表。’40年王立天文学会のゴールド・メダル、’46年にはメリット賞を受賞。晩年は新設のパロマー山天文台員も兼任し、死ぬ間際まで研究を続けた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報