20世紀西洋人名事典 「パウルクレー」の解説
パウル クレー
Paul Klee
1879.12.18 - 1940.6.29
スイスの画家。
元・デュッセルドルフ美術学校教授。
ミュンヘンブーフゼー生まれ。
1900年にミュンヘン美術学校に入学する。’06年に結婚後、ミュンヘンに定住し、リフトグランドエッチングによる造形的研究を行い、’11年にはカンチンスキー、マッケなどとともに「青騎士」のグループに参加、’14年チュニジア旅行したときに色彩開眼した。以後、彩色画に移り、’21年にはバウハウスに招かれ造形論の講義を担当した。’31年にデュッセルドルフ美術学校教授となり、「パルナッソス山へ」(’32年)などに代表される詩的な作品を書いた。晩年は児童画のような作風となる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報