デジタル大辞泉 「パラゴムの木」の意味・読み・例文・類語 パラゴム‐の‐き【パラゴムの木】 トウダイグサ科の常緑高木。高さ30メートルに達する。葉は長い柄をもち、長楕円形の3枚の小葉からなる複葉。雄花と雌花とが円錐状につき、花びらはない。樹皮から乳液をとり、天然ゴムの原料にする。アマゾン地方の原産で、現在は主に東南アジアで栽培。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「パラゴムの木」の意味・読み・例文・類語 パラゴム‐の‐き【パラゴムの木】 〘 名詞 〙 トウダイグサ科の常緑高木。ブラジル原産で、ゴムを得るために主として東南アジアで栽培されている。高さ三〇メートル、径六〇センチメートルに達する。樹皮は灰褐色。葉は三出複葉で互生。小葉は狭楕円形で長さ五~二〇センチメートル。雌雄同株。葉腋に芳香を放つ黄白色の小さな単性花を円錐状に集める。花弁はなく、萼片は鐘形で五裂する。幹を傷つけて白い乳液をとり弾性ゴムをつくる。ブラジルゴムのき。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例