ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パルド・バサン」の意味・わかりやすい解説
パルド・バサン
Pardo Bazán, Emilia
[没]1921.5.12. マドリード
スペインの小説家,批評家。エミール・ゾラを論じた『焦眉の問題』La cuestión palpitante(1883)などの評論を通じて,フランスの自然主義をスペインに移入した。1916年,マドリード大学教授に就任した。当時女性としては異例のことであった。代表作『ウリョアの館』Los Pazos de Ulloa(1886),『母なる自然』La madre naturaleza(1887)。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報