パルミチン

デジタル大辞泉 「パルミチン」の意味・読み・例文・類語

パルミチン(palmitin)

パルミチン酸グリセリンとのエステル白色結晶で、油脂主成分トリパルミチン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「パルミチン」の意味・読み・例文・類語

パルミチン

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] palmitin ) 油脂の一つ。パルミチン酸とグリセリンのエステル。三個のパルミチン酸と結合したものは、牛・豚脂・やし油などに広く存在する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「パルミチン」の解説

パルミチン
パルミチン
palmitin

glycerol tripalmitate.C51H98O6(807.34).C3H5(OCOC15H31)3.パルミチン酸のグリセリドで,トリパルミチンともいう.牛脂,豚脂,やし油オリーブ油などに含まれる.融点65 ℃.冷エタノールに難溶,冷エーテルに微溶.[CAS 555-44-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android