岩石学辞典 「パーアルミナ型」の解説 パーアルミナ型 シャンドによる岩石の分類では,(Na2O+K2O+CaO)<Al2O3で,Al2O3が多くこの比が1よりはるかに小さい場合にパーアルミナ型とした.この場合には岩石中に長石が形成されアルカリ成分がなくなってもまだAl2O3が過剰に存在しているので,残ったAl2O3成分は白雲母,黒雲母,コランダム,電気石,トパズ,石榴(ざくろ)石(アルマンダィンまたはスペサルタイト)などのAl2O3に富む鉱物が出現する[Shand : 1927, 1927]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報