ひびき岩古墳群(読み)ひびきいわこふんぐん

日本歴史地名大系 「ひびき岩古墳群」の解説

ひびき岩古墳群
ひびきいわこふんぐん

[現在地名]石井町石井 内谷

気延きのべ山山塊から北に延びる尾根上に立地する六世紀後半の古墳群。一九基で構成され、昭和五四年(一九七九)以降、一六号墳・一七号墳・一九号墳が調査された。これら三基の古墳および一八号墳はともに直径一〇メートル前後の円墳で、主体部として横穴式石室が築かれている。最も遺存状況のよい一六号墳は、平面形態がやや歪んだ長方形玄室に直線的な羨道が取付く。結晶片岩の板石を横積みにし、奥壁や腰石にはやや大振りの板石を用い、玄門には柱状の石を立てる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む