20世紀西洋人名事典 の解説
ヒュー・クリストファー ロンゲ・ヒギンズ
Hugh Christopher Longuet-Higgins
1923.4.11 -
英国の理論化学者。
元・ケンブリッジ大学教授,元・王立協会研究員。
ケントのレンハム生まれ。
ウィンチェスター・カレッジ、オックスフォード大学ベイリオル・カレッジで学ぶ。1947年学位を取得。研究員としてオックスフォード大学に留まり、シカゴのマリケンのもとで分子分光学を研究した。’49年帰国し、マンチェスター大学で理論化学の講師とリーダー。’52〜54年キングズ・カレッジ理論物理学教授、’54年ケンブリッジ大学理論化学教授。’67年エディンバラ大学で王立協会研究員となり、人工知能と情報処理系を研究。化学に統計力学を適用し、ビフェニレンの発見など化学の進歩に貢献した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報