ビスエーテル(読み)ビスクロロエチルエーテル

化学辞典 第2版 「ビスエーテル」の解説

ビス(2-クロロエチル)エーテル
ビスクロロエチルエーテル
bis(2-chloroethyl)ether

sym-dichloroethyl ether.C4H8Cl2O(143.02).ClCH2CH2OCH2CH2Cl.2,2′-ジクロロエチルエーテルともいう.2-クロロエタノールを濃硫酸で脱水縮合させるか,エチレングリコール過剰塩化チオニルを作用させると得られる.クロロホルム様の臭気をもつ無色の油状液体.融点-24.5 ℃,沸点178 ℃.1.2199.1.4573.引火点79 ℃(開放),55 ℃(密閉).多くの有機溶媒に可溶,水に難溶.ナトリウムエトキシドと反応してジエチレグリコールジエチルエーテルを,第一級アミンと反応してモルホリン誘導体を生じる.毒性があり,緩慢な肺障害を引き起こす.取り扱いには,完全なマスクや保護具の着用が必要である.タール油脂,ろうなどの溶剤や,土壌の燻(くん)蒸剤として広く用いられる.[CAS 111-44-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む