20世紀西洋人名事典 の解説
ビッグ・ビル ブルーンジー
Big Bill Broonzy
1893.6.26 - 1958.8.14
米国のジャズ演奏家。
ミシシッピ州スコット生まれ。
奴隷の子として生まれ、1926年に初レコーディング。’30年代後期に代表的な、シティ・ブルースの旗頭となる。30年代半ばには大スターとなって、アクのないブルースで人気を集め、’38〜39年ジョン・ハモンドの紹介で「フロム・スピリチュアル・トゥ・スイング」のコンサートに出演。一方で、多くのミュージシャンのバックも演奏し、ギター奏法に定評があった。40年代後期にはアイオワ州立大学の守衛をしていたが、シカゴでの演奏活動も行う。’51年英国に渡り人気を博す。自伝「ビッグ・ビル・ブルース」も出版している。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報