ビニャデルマール(英語表記)Viña del Mar

改訂新版 世界大百科事典 「ビニャデルマール」の意味・わかりやすい解説

ビニャ・デル・マール
Viña del Mar

チリ中部,バルパライソ港に隣接する観光保養都市。人口35万7522(2004)であるが,夏には海水浴避暑客が国内のみでなく近隣国からも多数訪れる。首都サンチアゴから近く(120km),1月の音楽祭を中心にチリの中高所得層の多くがこの都市に移動する観がある。平常はバルパライソの郊外都市としての役割も果たしている。さらに公認カジノ公園などの観光施設が整った美しい都市である。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「ビニャデルマール」の意味・わかりやすい解説

ビニャ・デル・マール

南米,チリ中部,バルパライソ北東の観光保養都市。バルパライソと首都とが鉄道で結ばれてから発展。海浜保養施設,娯楽施設が整っている。ただし,水温が低く,遊泳は無理。33万1000人(2012)。
→関連項目バルパライソ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android