ビバリッジ報告(読み)ビバリッジホウコク

デジタル大辞泉 「ビバリッジ報告」の意味・読み・例文・類語

ビバリッジ‐ほうこく【ビバリッジ報告】

1942年、経済学者ビバリッジ(W.H.Beveridge)を長とする委員会英国政府に提出した社会保障制度に関する報告書戦後の英国社会保障制度基礎となった。

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精選版 日本国語大辞典 「ビバリッジ報告」の意味・読み・例文・類語

ビバリッジ‐ほうこく【ビバリッジ報告】

  1. ( ビバリッジはBeveridge ) イギリスの社会保障制度の基本となった調査報告。一九四二年、失業問題の権威者ビバリッジによって公表された。

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百科事典マイペディア 「ビバリッジ報告」の意味・わかりやすい解説

ビバリッジ報告【ビバリッジほうこく】

ベバリッジ報告とも。英国の失業問題の権威ビバリッジW.H.Beveridge〔1897-1963〕が,1942年に英国の社会保障制度に関してまとめたもの。〈ゆりかごから墓場まで〉の全般的な生活保障計画を具体的に示し,これにより初めて社会保障という言葉内容が与えられた。

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改訂新版 世界大百科事典 「ビバリッジ報告」の意味・わかりやすい解説

ビバリッジ報告 (ビバリッジほうこく)

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世界大百科事典(旧版)内のビバリッジ報告の言及

【ベバリッジ報告】より

…イギリスで1941年6月に創設された〈社会保険および関連サービス各省連絡委員会〉(委員長W.H.ベバリッジ)が翌年11月に提出した報告書。ビバリッジ報告ともいう。正式名は《社会保険および関連サービスSocial Insurance and Allied Services,Reported by William Beveridge》である。…

※「ビバリッジ報告」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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