日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビリキツキー海峡」の意味・わかりやすい解説 ビリキツキー海峡びりきつきーかいきょうПролив Вилькицкого/Proliv Vil'kitskogo ロシア連邦中北部、シベリア北端のタイミル半島チェリュスキン岬とセーベルナヤ・ゼムリャとを隔てる海峡。東はラプテフ海、西はカラ海に通じる。長さ約130キロメートル、幅56キロメートル、平均水深210メートル。冬季は結氷するが、夏季には航行可能となる。名称はロシアの水路学者ビリキツキーБ. А. Вилькицкий/B. A. Vil'kitskiyにちなむ。[津沢正晴] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビリキツキー海峡」の意味・わかりやすい解説 ビリキツキー海峡ビリキツキーかいきょうproliv Vil'kitskogo ロシア北部,タイムイル半島とセーベルナヤゼムリャーのボリシェビク島の間にある海峡で,カラ海とラプテフ海を結ぶ。幅 56km。長さ約 130km。最大水深 210m。 1914年の探検で発見され,水理学者 B. A.ビリキツキーを記念して命名された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報