ビンブラスチン

化学辞典 第2版 「ビンブラスチン」の解説

ビンブラスチン
ビンブラスチン
vinblastine

C46H58N4O9(811.00).ビンカロイコブラスチンともいう.ニチニチ草Vinca rosea中に類似ビンクリスチンとともに含まれるビンカアルカロイド.特異なインドールアルカロイドで二量体構造を有する.融点211~216 ℃.+42°(クロロホルム).細胞分裂中期で阻止する作用をもつので,分裂増殖能の大きな悪性腫瘍ホジキン病リンパ腫治療に用いられる.強い抗腫瘍作用が注目されている.[CAS 865-21-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む