現代外国人名録2016 「ピータージャクソン」の解説
ピーター ジャクソン
Peter Jackson
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- ニュージーランド
- 生年月日
- 1961年10月31日
- 出生地
- ノースアイランド
- 受賞
- アカデミー賞監督賞・作品賞(第76回,2003年度)〔2004年〕「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」,ベネチア国際映画祭銀獅子賞〔1994年〕「乙女の祈り」,BAFTA賞監督賞(2001年度)「ロード・オブ・ザ・リング」,ゴールデン・グローブ賞監督賞(第61回,2003年度)〔2004年〕「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」
- 経歴
- 8歳の頃から家庭用8ミリで撮影を開始、17歳で8ミリ版ドラキュラ映画を製作するなど、早くから映画作家の道を志す。1983年16ミリカメラを購入してSFコメディの短編を創作。これを基に完成させた自主製作映画「バッド・テイスト」が、’86年カンヌ国際映画祭に出品され、注目を集める。長編第2作はパペット・スプラッターの「ミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマス」(’89年)で、世界各国でカルト的な人気を博す。’92年の「ブレインデッド」も各地の映画祭で16の賞を受賞。’94年の「乙女の祈り」の成功を機にハリウッドに進出。2001年世界中で人気のファンタジー「指輪物語」を映画化した「ロード・オブ・ザ・リング」が世界中で大ヒット。同年度のアカデミー賞で最多の13部門にノミネートされ、撮影賞など4部門を獲得。続編となる「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」(2002年)「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」(2003年)もヒットを記録し、「王の帰還」は2003年度のアカデミー賞でノミネートされた11部門(史上最多タイ記録)の完全制覇を果たす。他の作品に「さまよう魂たち」(1996年)、「キング・コング」(2004年)、「ラブリーボーン」(2009年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報