20世紀西洋人名事典 の解説
ピーター・レビン シェイファー
Peter Levin Shaffer
1926 -
英国の劇作家。
1958年「五重奏」で劇作家としてデビューし、巧みな作劇術を酷使して次々とヒット作を書き続ける。とくに、巧みさのなかにも社会派的視点から現代文明の弊害をあばいた「エクウス」(’73年)、モーツァルトの死をめぐり芸術と神の問題に迫った「アマデウス」(’79年)などは注目された。また、双生児の弟アントニー・シェイファーは探偵劇「探偵」の作者である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報