デジタル大辞泉 「ピーピーエーピー」の意味・読み・例文・類語 ピー‐ピー‐エー‐ピー(PPAP) 添付ファイルつき電子メールを送信する際の、コンピューターセキュリティー上の手法の一。まず、ZIPジップ形式で暗号化したファイルを、電子メールに添付して送信する。次に、そのZIPファイル解凍のためのパスワードを、同じメールアドレスから送信するというもの。[補説]名称は、「パスワード付きZIPファイルを送ります、パスワードを送ります、暗号化、プロトコル」の頭文字から。大泰司章が命名。日本の企業・官公庁の慣行として広く用いられたが、情報漏洩ろうえい防止の効果はない等の指摘があり、内閣府は令和2年(2020)11月、官公庁における廃止の方針を発表した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例