フィンチ(読み)ふぃんち(その他表記)finch

翻訳|finch

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フィンチ」の意味・わかりやすい解説

フィンチ
ふぃんち
finch

鳥綱スズメ目の小鳥のうち種子食、穀食に都合よく進化した、じょうぶな円錐(えんすい)形の嘴(くちばし)をもつアトリ科、カエデチョウ科の鳥に共通して用いられる英名。アトリ科ではアトリ属、ヒワ属、マシコ属、ウソ属、カエデチョウ科ではクロキンパラ属、コウギョクチョウ属、キンセイチョウ属、セイコウチョウ属、アサヒスズメ属などに多く使用されている。ズアオアトリのchafinch、カワラヒワのgreenfinch、キンカチョウのzebrafinch、セイコウチョウのparrotfinchなどがその例である。また、飼い鳥としては、ベニスズメ、キンパラのように安価なものを並フィンチ、ヒノマルチョウ、コウギョクチョウなど高価なものをさして高級フィンチなどとよぶことばもある。

[坂根 干]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む