普及版 字通 「フウ・かぜ」の読み・字形・画数・意味
27画
[字訓] かぜ
[字形] 形声
声符は風(ふう)。風の異文。〔周礼、春官、大宗伯〕に「燎(いうれう)を以て、司中・司命・師・雨師を祀る」とあり、〔注〕に師とは箕星であるという。〔周礼〕には時に古字を存することがあり、も風の古文。神名として用いる。風は古く鳥形の神とされ、(かん)はその鳥形を残しているものかもしれない。〔集韻〕にになお(ひん)を加える字があり、忽(こつ)の声でよみ、疾風のさまをいう。
[訓義]
1. かぜ、風の神。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報