フェアキャッチ(その他表記)fair catch

翻訳|fair catch

デジタル大辞泉 「フェアキャッチ」の意味・読み・例文・類語

フェア‐キャッチ(fair catch)

ラグビーで、相手ったボール自陣の22メートルラインの内側で捕球し、同時に「マーク」とアピールすること。その地点で捕球者にフリーキックが与えられる。
アメリカンフットボールで、相手が蹴りニュートラルゾーンを超えたボールを、リターナーが捕球し、ボールデッドとすること。リターナーが捕球後に走って前進できないときに選択するプレーで、リターナーは片手を高く上げて左右に大きく振る合図をしてから捕球する。フェアキャッチしたリターナーに対するタックルは禁じられている。

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精選版 日本国語大辞典 「フェアキャッチ」の意味・読み・例文・類語

フェア‐キャッチ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] fair catch ) ラグビーで、相手側のキックノックオン、またはスローフォワードしたボールを自陣二二メートル・ライン内において両足を静止した状態で捕らえた瞬間、「マーク」と叫び、かかとで地上にマークすること。

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世界大百科事典(旧版)内のフェアキャッチの言及

【ラグビー】より

… ヒールアウトheel outスクラムの中からボールを足でかきだすこと。フェアキャッチfair catch自陣22メートルライン以内で相手のキック,ノックオン,スローフォワードを両足を静止した状態で直接つかみ,〈マーク〉と発声し認定されるとフェアキャッチとなり,フリーキックが与えられる。フッキングhookingスクラムの中に投入されたボールをフッカーが足でかいてけだすこと。…

※「フェアキャッチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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